テクノロジー

<テクノロジー>のレベルで
深刻な予測がある浜岡原発に対して
現行法では停止要請は自由にできても
けっして運転停止は命令できない。
なぜ、このようなシステムが存在できるのだろうか。

人間が作る法律、法的な合意、そして国家の命令は、
物理的な武力が主張・維持してきた権利のみによって
制定された政治権力の策略である。
したがって
人間が作る法律と慣習は、テクノロジーではない。

生存には電気エネルギーが不可欠だとしても、
上記の権力が宣言し、慣習的に容認された法的な計略から生まれた
電力会社は、生存のための道具ではない。
したがって
<テクノロジー>は、ほとんど搾取のために利用されている。
政治権力がこの搾取を廃止できないシステムは、
容易に原発の運転停止を命令できないシステムに
成り得るのである。