日別アーカイブ: 2013年5月15日

アンチ・レバレッジ

外部や内部からの力に対して
変形しない物体は宇宙には存在しない。
剛体は理想化された仮想的な物質である。
剛体力学は、数千年間も梃子(lever)という
棒状の剛体の実用性に囚われてきた。
経済でさえ、他人資本を使うことで、
自己資本に対する利益率を高めるレバレッジに夢中である。
rigid body dynamicsから
レバレッジなきtensegrity dynamicsへ
この張力の包括的な原理と実践方法については
まだ誰も科学的に教育できていない。

より細く、より強い方法について

球の表面積に対して
より小さく分割して頂点数を増加して強度と剛性を
シナジー的に増大させる方法が
ジオデシックの振動数=分割数(frequency)の原理である。
より細い繊維状の炭素繊維が
最強の張力材を形成する場合は
同じ直径の張力材では
張力材の表面積が増大するほど
張力がシナジー的に増大する原理を利用している。
すべての張力が物質の表面に現れ
ついに張力をその表面から離脱させるテクノロジーこそ
ジオデシック・テンセグリティだ。