知的な労働力

この自己教育システムによって
より高度な知的教育をスカイプなどの遠隔的システムを利用して
もっとも経済的に実践できる。
グランチは、発展途上国の知的で安価な労働力を吸収するために
工業先進国で広範囲に確立された平均的な学歴を
短時間に陳腐化しているのである。
21世紀の計画的陳腐化の対象は
自動車のようなハードウェアーだけではないだろう。
しかし、この自己教育システムを知的な労働力に変換し
グローバルな奴隷化を加速するために
グランチはパソコンを発展途上国のスラム街に贈与する以外に
ほとんど何も投資していない。
人間の生得的な自己教育システムには
開発も投資も不要だったのである。
この偉大なデフォルトを否定しているのは
先進国のほとんどすべての学校社会である。