デザインサイエンス

労働力が最も不足している点在し集中する都市に
難民と潜在的難民を分配することは
権力テクノロジーの役割である。

つねに工業と農業に新しい技術発明と発見をもたらし
生産物の不足(または過剰)と品質を改善するための
生産性のテクノロジーこそが
難民の安価な労働力に依存しない科学的な方法である。

難民を人為的に作り出すコングロマリットから
全人口を生産の循環の中に位置づける方法を予測的に計画したのは
バックミンスター・フラーの1970年から開始された
デザインサイエンスだけである。

いまも信頼できるその戦略構想と実践方法は
『クリティカル・パス 宇宙船地球号のデザインサイエンス革命』
バックミンスター・フラー著 梶川泰司 訳 白揚社 2007
に要約されている。