不可視の軍隊

個人を法律と規範の領土下で、監視しながら管理し、
学習が矯正システムである社会から逃亡することが
ほとんど困難な成熟したテクノロジーを批判しないで、
北朝鮮の独裁的同族社会と可視的な軍事力を非難することは、
すでに矯正システムによって機能する無意識の条件的反射思考なのである。

その反射思考によって
軍事力で維持される<資本主義の動く構造>を外から見ることは
より困難になっている。

軍事力は、すでに不可視の監視・管理・矯正技術である。
職場や学校、病院にすでに張り巡らされている。