月別アーカイブ: 2018年7月

森の電気的作用

太陽光が大気圏を通過する時、雲の粒子の表面で太陽光を散乱する。
浮遊する粒子は液体か固体でありその密度は電気的作用の結果である。
雲粒の生成に関わるエアロゾルは気候変動の起源だが森が気象を制御する。
台風が集めきれなかった積乱雲が水蒸気の供給源になるのは気圧差だけではなく
山岳地帯の森の電気的作用からである。
森は雲をより成長させ、
「水蒸気総量が単位あたり70kg以上の状態」の地形性豪雨になった。

海上の積乱雲に線状降水帯は生成していない。(シャトルからの映像)

手押しポンプ

水害でインフラが破壊されても地下水脈のネットワークは安定している。
停電した場所でも手押しポンプから汲み上げた新鮮な地下水を
太陽光で沸かすこともできる。
病院や学校、そして避難所となる体育館や集会所には
井戸と手押しポンプがほとんど設備されていない。
地下水脈は自然のインフラだ。

時間に対する動的関係

局所的な気象も大地も動く。
空間に関する静的関係よりも時間に対する動的関係から
より大きなパターンを見る抽象能力がある。
谷や沢にある神社は存在しない。
人間の干渉をすべて停止した時、
自然が支持する潜在自然植生を予測できるのは
パターンの包括的関係に基づいている。

水・食料・エネルギーの配給

教師も両親も子どもたちを問題解決能力の高い専門家に教育したがっている。
専門分化の企ては、監督指導者を前提にしている。
しかし、非常災害対策本部の指揮官はつねに専門家ではない政治家である。
その結果、生存に必要な水・食料・エネルギーの配給は
コンビニの有料ネットワークが優先されている。

淀んだテクノロジー

大気圏と水圏を結ぶすべての分水流を堰き止める
淀んだテクノロジーは存続できない。
宇宙自体が再生的に変換するテクノロジーである。
宇宙に存在する局所的に複合したテクノロジーを人間は組織できるが、
宇宙に対して加算するテクノロジーは何もない。

浄化機能のない貯水

発電用ダムで堰き止められた水はどこも濁っている。
水流を失った貯水の酸素不足を好む微生物によって腐敗し始めている。
気候条件によって水温が上昇した湖底から大量にメタンガスが発生する。
浄化機能のない過剰な貯水で水力発電しても温暖化は解消できない。

大規模な湖底の腐敗

ビーバーの利己的なダム

ビーバーがつくるダムには密閉された巣がある。
天敵の侵入を巧妙に防ぐだけではなく
自分の生存のためにつくる装置によって
岸辺の距離を拡張する。
鋭い歯で樹木を短時間で切断して
環境を変えるこの利己的なダムは
結果的に森の生態系を統合している。
自然はダムと共存する。

ビーバーの鋭い頑丈な歯は太い樹木を短時間で切断できる。