反転するリダンダンシー

テンセグリティ球においては、リダンダンシー、
すなわち想定される最低限の負荷と要求される最低限の性能に対し、
それより多めかつ大きめに設計されたこれまでの「余裕」や「余地」は反転する。
より大きい直径のテンセグリティ球の構成要素を
より細く軽くする自然の非物資化の過程と実在によって。

疑似無重力圏で形成される放散虫のテンセグリティ構造においても
地上のリダンダンシーは反転する。