裏庭(背戸)」カテゴリーアーカイブ

概念モデルが発見されない限り、自然は観察できない。

1.
異なる経験から、観察する主体と観察される対象(他者性)との間には、タイムラグが生じる。

2.
フラーレンは古代の隕石の中にも存在し続けていた。
実際、フラーレンが発見された後に、隕石の内部を観察する過程で隕石から無数のフラーレンが発見された。
C60フラーレンは直径わずか10億分の1メートルだが宇宙でこれよりも大きい分子はまだ発見されていない。

3.
ジオでシック構造、またはテンセグリティ構造がなければ、フラーレンは発見されなかったかも知れない。

4.
概念モデルが発見されない限り、自然は観察できない。

5.
テンセグリティ原理の認識とテンセグリティモデルの制作との間には、最大級のタイムラグがある。

https://synergetics.jp/tensegrityblog/
https://synergetics.jp/workshop/ws200516.html

「遠隔テンセグリティ・ワークショップ 」5月17(日)、23(日)
タイムラグから生まれる共鳴作用

夜空も星々の「タイムラグ」で満たされている。
この無数のタイムラグは、宇宙の秩序を形成している。
テンセグリティの共鳴作用は、
断続的な外力と内部の分散機能との「タイムラグ」の統合から生まれる。
短命な微風からでさえ、テンセグリティは自らの固有振動数に目覚める。

「遠隔テンセグリティ・ワークショップ2020」
 講師 シナジェティクス研究所 梶川 泰司
⭐︎申込はこちらから
https://synergetics.jp/tensegrityblog/
https://synergetics.jp/workshop/ws200516.html

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自然の資本主義は原子数(元本)を変えない

コロナウイルスの数は人類の数をはるかに超えた。
彼らが加速的に増殖して
人類が短期間に劇的に減少しても
地球の重さはまったく変わらない。
自然の資本主義は原子数(元本)を変えない。
地球人は突然のデフォルトへの回帰に晒されている。
約6,600万年前の恐竜のように。

「ザ・アクセス 恐竜 図鑑 下敷き A4 恐竜大全」 から引用

生存への直観

学校が再開されることを望む両親の意見は想像できるが、
こどもまでそれを望んでいることが理解できない。
こどもの「学校へ行くほど、バカになる」生存への直観は
どこへいったのだろうか。
裏庭の福寿草は、朝夕太陽光に応じて開閉する。
その理由をこどもが発見する前に、
彼らは花弁を使って太陽光を花の中心に集め、
その幾重にも重なった花弁の保熱システムで
昆虫を誘引している宇宙は、学校から分断されている。

福寿草の花弁の保熱システム
昼となく夜となく、遠赤外線を放射する。

全方向の非同時的「パンデミック」

コロナウイルスは自らを首尾良く複製できる
自然システムによって生存する。
地球経済システムを運営する少数の指導者の思考方法によって
コロナウイルスを「敵」として考える大多数が複製されているが、
コロナウイルスは人類よりも先に
惑星地球に降り立った先住者の可能性が高い。

人類の加速度的な人口増加に未知の方法で対処する
この自然システムは、
人類によるこれまでの敵の殲滅方法よりも、
遙かに効果的に持続しはじめた。
全方向の「パンデミック」こそ彼らの存在理由かもしれない。

‪パンデミックのギリシア語源は、「全方向の人々」を意味する。‬
‪「παν(pan, 全て)+ δήμος(demos, 人々)」‬
‪全方向はグローバリズムによって分断され剥奪された思考方法である。‬
‪パンデミックを実践するためには、思考方法だけではなく、
全方向の統合性において優位でなければならない。‬

コロナウイルスは指導者もネットワークシステムも、
イデオロギーも、そして変動する株価を必要としない。
彼らは対称性に富んだ構造とパターンに棲んでいる。

「SYNERGETICS」 バックミンスター・フラー 1975
球面上の最小の三角形が有する3つの稜線は
最大の地球表面を囲むことができる最大の三角形を形成している。

宇宙エコロジーを支える微生物

宇宙パイロットを英雄化する習慣のある
双方のイデオロギー指導者たちを警戒すべきだったと
人々が回顧する前に、
太陽系で生存するための包括的テクノロジーはすでに備わっていた。
大気圏内の宇宙開発を成功させるのは
宇宙エコロジーを支える微生物である。
宇宙に外部と内部は存在しない。

自然のシェルターは、微生物のように、
互いにモジュール交換ができる。
コロナウイルスも、互いにモジュールを交換している。
人類の体内で自在に。

ウイルスは「未知」を含む「自然」の定義を拡張する

コミュニケーションにおける「未知」とは
「記号−意味」化された情報の不在だけを扱うが、
意味を考慮に入れない符号さえも存在しない領域は
「無」として扱われてきた。
「未知」とはこの「無」を含む。
シナジェティクスによる「自然」の定義は
この「未知」と「宇宙」をも含む。

ウイルスは「未知」を含む「自然」の定義を拡張するが、
政治経済システムは「未知」を排除して成立する。

テンセグリティシステムを採用するウイルスは、遺伝子の解析を除けば、
生物構造学では未知の存在である。そのトゲの機能さえ未知である。

浮遊するクラウド・テンセグリティに学ぶ

ウイルスのエンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。
彼らは浮遊するテンセグリティで生存する。
人類のデジタルデータはすでにすべてクラウド化して
権力構造に共有されてきたが、
地上を移動する居住用のクラウド・テンセグリティは
個人のみが自在に制作可能だ。

バックミンスター・フラー 『クラウド・ナイン』1970

なぜウイルスは自らをテンセグリティ化したのか

システムの代替手段を確保して得られる安全性が
冗長性=リダンダンシーである。
テンセグリティはリダンダンシーを排除するシステムがある。
飛行機<自動車<建物の順に 重複的・付加的リダンダンシーが増大する。

張力機能が表面にあるテンセグリティには
リダンダンシーを完全に排除するシステムがある。

例えば、ウイルスや放散虫のトゲは、
表面張力を飛躍的に増大させるテンセグリティ化によって
自らの強度を失うことなく超軽量化をデザインするために存在する。

顕微鏡撮影によって皮膜が破壊され、さらに
ウイルスや放散虫のトゲと内部構造の一部が破壊される。
張力膜なき構造から全体の機能は観察できない。
テンセグリティ全体の働きは
どの部分からも推測不可能だが、
あるいは、張力を完全に排除された
テンセグリティから全体の働きは見えない。

ウイルスや放散虫の研究のほとんどは、
皮膜が失われた構造の形態に注がれてきた。

ウイルスは浮遊するテンセグリティ構造

‪エンベロープという膜状の構造はウイルス粒子の最も外側に形成され、
ウイルスの基本構造となるウイルスゲノムおよびカプシドという
タンパク質の殻・層を覆っている。
トゲが膜状のエンベロープと共に、
不連続に統合されたテンセグリティ構造を形成する時、
テンセグリティは内部のジオデシック殻構造をより強化している。‬
しかし、膜状の張力ネットワークは乾燥した空気中では脆弱である。

浮遊するテンセグリティ構造
エンベロープはすべての不連続なトゲを統合する
膜状の張力ネットワークとなる。