原子力エコロジーは
1ヶ月前まで<地球に優しく>と言っていた
すべてのコマーシャルを
世界中から撤退させた。
「グランチ」カテゴリーアーカイブ
原子力エコロジー
パニック回避を口実にした
国家とメディアによる情報統制によって
無数の人間の遺伝情報を
同時に危機的にする
<虚偽システム>の相互作用は
原子力エネルギー開発より
先んじて開発された。
科学者を使って
地球温暖化説を世界的に
啓蒙した原子力エコロジーのように。
爆発率7.7%
日本で最初の原子力発電が行われたのは1963年。
その後の40年間、
日本国内でアメリカ製や日本製の52基の原子炉が建造された。
しかし、そのうち4基が爆発、
または炉心溶解したのである。
爆発の確率は実に7.7%だった。
量産されるどんな工業製品
(たとえば航空機、自動車、テレビや冷蔵庫)よりも
危険な事故率である。
通常の工業製品ならば
製造責任でリコールされるが
もし今回の爆発事故で他の48基の原子炉が廃炉にされなければ、
ユーザの責任だ。
なぜなら、
自動車やテレビなどと違って
原子炉は歴史的に
税金で開発され、
建造されてきたからである。
つまり、
われわれは、原子炉のクライアントだったのだ。
最大のエネルギー源
原子力エネルギーに依存して
快適なライフスタイルを選択している地球人は
主に北半球の先進産業諸国に属している。
(南半球のブラジルには唯一の原発がある )
地球上の表面を覆う全生物の80%は
人類ではなく、昆虫である。
彼らの地球の最大のエネルギー源は
原子力エネルギーではなく太陽にある。
人類の快適なライフスタイルとは
北半球に属する電力会社の作り出した幻想に近い。
あまりに局所的な
テクノロジーの段階に押しとどめるための
幻想によって
人類の遺伝子情報が破壊される以上の
悲惨さはないだろう。
鉄腕アトム
1951年、アメリカの国立原子炉研究所で
世界初の原子力発電に成功した。
同年、原子力をエネルギー源として動き、
人間の感情を持った少年ロボット
<鉄腕アトム>が誕生した。
(彼が飛行するために、
冷却装置が不要な小型の核融合炉を備えたのは、
ずっと後である。)
これらは偶然ではない。
この半世紀間、
原子炉の安全性の教育には
多大な資金が使われている。
グランチの起源
グランチは、科学者ではない。
グランチは、法律家ではない。
グランチは、政治家ではない。
グランチは、宗教家ではない。
しかし、グランチは
原子物理学、電子工学、化学、
分子レベルでの合金や人工遺伝子の合成、
そして情報処理という不可視の技術に関与する
科学者と技術者を雇用し、
産業界におけるすべての研究開発
およびその製品開発を行ってきた。
グランチは、教育家ではない。
しかし、グランチは
超専門分化のための
うぬぼれと誠実さの欠如を教育する
教育システムを所有している。
人間は間違わないという
幻想に生きる社会システムにこそ
ほとんど何のリスクも負わない資本主義
という新しい巨大なグランチは生き残る。
原発の同時的な複数の爆発は
科学者と技術者の累積されたイニシアティブの欠如が
物質化したのである。
イニシアティブの欠如とは
高度に知的な奴隷たちの
うぬぼれと誠実さの欠如から生まれる。
日本気象学
放射性物質飛散予報を
隠蔽し、独占してきた
日本の気象学の学者たちは、
ついに
学問の自由と
放射性物質の飛散の自由は
互いに反比例していることを発見した。
目的なき
動機なき
学問が滅びる前に。
独占
21世紀の惑星地球人は
予測できなかった局所的な残酷さに
脅えはじめている。
恐怖心から問題を理解できても
解決策は見つからないだろう。
問題を専門家が独占しているかぎり。
(続)被曝3世
福島原発の3号炉に関する
NHKのニュースに基づいた過小評価によって
間接的にかつ
非同時的に被曝していたことが
わかるだろう。
生命に関わる情報は
可能な限り
同時的でなければならない。
(続)プルトニウム・コミュニケーション
プルトニウム・ビジネスの副産物は
この非選択的な
プルトニウム・コミュニケーションにある。
着信を拒むことも
履歴を消し去ることも
拒絶する
完全無比のミュート・コミュニケーションは
世界のどこの自宅待避でも可能だ。
