自然は昨日のクラウドを所有しない。
植物がクラウドを
絶えず生成し、そして消滅させている。
水を大陸間で循環させ再生するために。
「シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ
絶えず普遍的に
『シナジェティクス』を読破する人々は
シナジェティクスモデルを教育できない。
シナジェティクスモデルを教育する人々は
『シナジェティクス』を翻訳できない。
シナジェティクスモデルを複製する人々は
シナジェティクス言語を生成しない。
シナジェティクスモデルを創作する人々は
シナジェティクス原理を発見することはできない。
普遍的なシナジェティクスモデルは
個人的で特殊な経験から発見される。
シナジェティクスを認識するためには
自らの経験を絶えず編集しなければならない。
シナジェティクス原理を発見するためには
理論が絶えず陳腐化されなければならない。
つまり、過去の条件反射と思考の蓄積とその束縛から
どのように解放されるかだ。
現実化(realization)
現実化とは
客観的な統合化の過程である。
概念
概念はメタフィジカルで重さがない。
リアリティは物理的である。
21世紀はメタフィジックスではなく
概念とリアリティを広範囲に統合できる
テクノロジーの時代である。
数千年続いた概念の牢獄から見れば
宇宙はテクノロジーそのものである。
リアリティの否定
特性よりも
リアリティに接近できるのは
原理だけである。
そのリアリティを遠ざけるのは
無意味なデザイン行為である。
量子(quantum)
量子(quantum)は
量子物理学より前から単位を表す言葉として存在していた。
量子物理学によって、物理量はある量を最小単位とした場合
その整数倍をとることが発見された。
現在では飛躍的で画期的な意味を表す形容詞にもなった。
工業製品を構成するモジュール>という概念も最小単位を意味するが
第2次世界大戦後に自動車産業界で生まれた。
そして、モジュールは人間がデザインした人工物という概念を伴う。
量子物理学(quantum physics)が誕生して半世紀後である。
1927年、バックミンスター・フラーのシナジェティクスは
量子幾何学として生まれている。
量子(quantum)は
つねに自然の特殊性を内包している。
構造の存続
自然には構造以外存在していない。
どの構造もつねにもっとも経済的なエネルギー戦略を
採用するからだ。
さもなくば、自然には存続できない。
一時的
化学化合物の結合状態は
つねに一時的である。
限定された結合の可能性から形成されているから。
われわれの経験は
すべて一時的である。
無限の結合の可能性から形成されているから。
にもかかわらず
われわれの経験は互いに似ている。
無限の結合の可能性から
遠ざかりたいから。
失敗
<人工物>のデザインに間違いが存在するのは
<人工物>と<失敗>という概念自体を
人間が発明したからだ。
自然のデザインには<失敗>がない。
<人工物>はまったく無意味な言葉だ。
デザイン
<デザイン>とは、
他の部分から見たそれぞれの部分との関係である。
宇宙の偉大な知的デザイン以上の関係は存在しない。
デザインを教育する人々は
最初にその宇宙との関係を除外してきた。
