シナジェティクスを学んで教えても
淀んだその自己満足はけっして終わらない。
「シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ
無・信念
原理の発見は
自己の思考が完全に終焉したときに
風のようにやってくるだけである。
自然を曇りなく見るための
信念とは無縁だから。
続)世間話
例えば、バックミンスター・フラーを
賞賛してきたほとんどの建築家は
彼ら自身の興味を賞賛することであって
それは新たなシナジェティクスや
デザインサイエンスの包括的な理解(comprehension)ではない。
単なる<不十分な間にじっと立つ行為=understand>である。
まして、21世紀の実践的なクリティカル・パスとは無縁だ。
傍らに立っている人々からは
賞賛以外何も生まれない。
生育圏
圧縮力が顕示された空間に
張力による調和はありえない。
圧縮力の所有は
張力の破壊なのだ。
宇宙の生育圏(=domain)を
固定的に領土化するテクノロジーに
張力は無縁だ。
予測について
デザインサイエンスは予測的である。
それは確率論に基づいた未来学(Futurology)とも異なる。
計画的陳腐化のための最新のテクノロジーが
効果的とは限らない。
デザインサイエンスは
効果的なテクノロジーを<先行させて加速する(anticipatory)>ことである。
現在が過去の蓄積であるかぎり
デザインサイエンスは現在に適用可能である。
つまり、予測とは
安全な賭ではなく、明日の<現実>でもなく
<現実>を昨日の思考から切り離す峻烈な行為である。
続)メタフィジックスとフィジックス
デザインサイエンスは
過去を模倣しないばかりか
現在を陳腐化する。
シナジェティクスが
概念の牢獄を破壊するように。
メタフィジックスとフィジックス
シナジェティクスは
未知からはじめるメタフィジックスである。
そのメタフィジックスを
テクノロジーに変換するのは
デザインサイエンスである。
シナジェティクス変換
水素と酸素がそれぞれ
水に似ていないように
テンセグリティモデルが
棒と紐に似ていないのはなぜだろうか。
時間と空間が
時間と空間が相互に入乱れるローレンツ変換
によって同義語であるように
シナジェティクスでは
構造とパターンは
相互変換可能な概念である。
シナジェティクス変換では
2点間の距離を<統計的に>不変に保つような
原点を中心にした回転変換を表す。
住居に対する宇宙の要求
人類は生存するために
住居を購入する最初の哺乳類である。
デザインサイエンスは
他の惑星に人間が居住する予測から
その住居(=シェルター)は
光に対して、熱に対して、
軽量化に対して、モバイル性に対して、
耐久性に対して、経済性に対して、
そして安全性に対して
宇宙工学的に総合的にデザインできる
という前提から始まっている。
住居に対する人間の要求ではなく
この最初の哺乳類に対する宇宙の要求が存在する。
首尾一貫性
発見された原理は互いに矛盾しないが
思考の首尾一貫性こそ
原理の発見の機会を閉ざしている。
自然には首尾一貫性は存在しない。
絶えず再生的なのだ。
