中国のエベレスト測量隊はエベレストに登頂して
エベレストを三角測量した。
その結果は、8844.43m±0.21mだった。
世界一高い山の高さを測った人(8886m)は
その登頂に成功した人ではない。
もっと高い大気圏外から無人衛星が
レーザー光で測定している。
ただし、
地球の引力と自転による遠心力による
均一な分布を基準にした楕円体の「平均海面=水準面」からの
高さである。
裏庭のことは
無人衛星が一番よく知っている。
「裏庭(背戸)」カテゴリーアーカイブ
続)5月の満月
太陽系ではすべてが
月のように軸回転している。
人間の知性は、情報量ではなく
地軸に対する回転移動距離に比例する。
しかし、人々は一つの場所に
定住したがっている。
5月の満月
満月の夜は、焚き火をしない。
新緑の葉が数えられるほど
森も輝いている。
精神的肉体的な浪費も苦労もなく
個人的な物質をいっさい所有せず
どんなイデオロギーにも魂と奪われることもなく
ひたすらに身軽に自立的に移動するためには
かなりの包括的なテクノロジーが必要だ。
————太陽系と重力、そして
この潮力交流発生機がなければ
5月の風さえも存在しないだろう。
月と霧
満月の海では
張力は潮力となり
海面が上昇するように
満月の森では
月光で葉が光合成をしているだけではない。
気孔が開口し
森全体の水分が上昇している。
5月の森の満月の後
朝霧はとても美しい。
単純になるほど張力が
偉大であることがわかる。
満月は張力発生機だ。
逃亡する生活
読みたい本よりも
より大きな蔵書ファイルを持ちたい。
聴きたい音楽よりも
より大きな音楽ファイルを持ちたい。
使うお金よりも
不足しないお金を貯金したい。
それらによって
生きたい人生よりは
より長い時間を生きたい。
こうして
使うエネルギーよりも
不足しないエネルギーを発電したい
社会が支持されてきた。
失うことの不安から
逃亡するテクノロジーよりも
より少ないエネルギーと物質で
野生の現実を生成するために
自然は無数の原理を用意している。
ーーーーー重さもなく不可視な究極の存在形式を。
雑草学のすすめ
偏西風と南風が日本列島上空で衝突して
湿度28%になれば
砂嵐はいつでも発生するのは
日本列島に雑草がないからだ。
雑草がない大地が黄砂を生み出している。
雑草には大地を保湿しながら冷却する機能がある。
ーーー海風のように
雑草の種がTPPの拡大交渉には含まれなかったのは
まだ農産物ではないからだ。
自然は明らかに人間が食べられない農産物を
最初にデザインしている。
満月
朝4時から5時まで
西の空の山の端へと
拡大されながら沈む2月の最後の満月を見ながら
リヒテルの平均律を聞いた。
10歳の時の蚊帳の中で目覚める朝を思い出した。
そして、朝露の立ちこめる川で
ウナギを釣っていたまだ暗い朝を思い出す。
アメリカのオハイの山で瞑想したときも
突然その映像を思い出した。
遠い山から
遠い声が聞こえる。
まだ訪れていないだれかの裏庭の獣にも
この満月は輝いている。
劇的な適応性について
二酸化炭素が増加すると
植物の炭酸同化作用が
短時間に増大するのは
植物がより少なくなった二酸化炭素でも
成長できるように適応してきたからだ。
マリモは淡水でも成長できるが
海水に移すと劇的に成長する。
彼らは淡水に閉じ込められても
死滅しないように
短時間に環境に適応したのだ。
自由について
植物は生き延びるために
発芽する自由と
発芽しない自由を作り出した。
見知らぬ場所まで運ばれても
見覚えのある環境が現れるまでの
時間に耐えられるから。
冬至
北半球では昼が最も短く、夜が最も長くなっても
日の出よりもつねに朝早く起きるのが
太陽系と私との動的な関係だ。
そして
私の仕事場における局所的な天文学の冬至とは
外気温よりも室温が11度以上高く
そして地下水温度がその室温よりも高くなる季節に移行する時期なのだ。
局所的な外部では
畑で霜が発生し、裏庭の山沿いで積雪が始まる時期と一致し
4WD車のスタッドレスタイヤへの交換時期に入る。
そして主観的には
それらは冬ほどより遠くに移動するための
様々な手段を準備するサインなのだ。
