見えない武器

CIAが<見えない軍隊>なら
金銭の贈与こそ支配のための
流血のない<見えない兵器>である。
それゆえに、贈与経済とは
陳腐化しない
もっともグローバルな経済的な支配である。
あらゆる形で贈与経済は増大している。

続)もう一つの生活保護制度

人類の最初の生活保護制度は軍事的優位を基本理念とし
第2次世界大戦後の生活保護は生存権を基本理念としている。
実際、かつての冷戦構造を支えたアメリカとソビエト連邦では
飢えた人には誰にでも食糧を無条件で支給してきた。
しかし、現金はけっして貰えない制度にしている。
日本は例外的だ。

もう一つの生活保護制度

アインシュタインが発見したエネルギーと物質の等価原理を
物質的に変換できるテクノロジーの開発は
彼でさえ100年以上先だと考えていたにもかかわらず、
第2次世界大戦中にアメリカ合衆国は自国内の
職業的、非職業的を問わずありとあらゆる発明家を動員して、
核兵器を僅か数年間で研究開発し同時に実用化した背景には
核プロジェクトに関わった15万人以上のほとんど無名の発明家の
無数のアイデアの見返りに
彼らに生活費を支給する制度があった。
そのプロジェクトを実行するための最初のアイデアは
<アイデアは人間の最低限度の生活を保護したときにより純化される>ことであった。
アメリカ合衆国は核開発プロジェクトによって
最新兵器の開発と製造方法を獲得できただけではなく
アイデアを金銭に換える特許制度とその社会的理念を
もっとも少ない軍事費で一般化(=教育)できたのである。

幼年期

3.11に生まれたセシウム137(=死の灰)は
半減期から見ればまだ幼年期だ。
人間で言えば3才。
半減期に覚えた三つ子の魂は
日本列島全域で確実に生き延びる。
人間は人間以外も教育できる。
(The cesium-child is father of the man. )

ドメイン(domain)

太陽は裸眼では見えない。
おそらくどんな野生の目でさえ。
あらゆるものが無条件で存在し
どんな秘密も存在していない
新たな領域(=ドメイン)を探し出すのは
裸眼ではなく
知識ではなく
瞑想である。

格助詞の違い

世に出るためのノウハウはつねに陳腐化されてきた。
資本主義が計画的に。
世を出るためのノウハウはつねに隠蔽されてきた。
すべてのイデオロギーと宗教によって。
なぜなら人類はバイオスフィアの外側に生まれて
すでに成功してきたから。
(半径6300kmに対して僅か1km以内の大気圏内で)
世に出るか
世を出るか
それは脳内で生成されるどんな条件反射よりも
格助詞の違いでしかない。

シナジェティクス・モデリング

モデリングのない思考は存在しない。
手は思考の精密機械である。
シナジェティクスでは
概念モデリングは原理の物質的な変換のための媒介物(=trimtab)になる。
瞑想はモデリングを必要としない。
瞑想は非物質的な変換のための
手を必要としないメタフィジックスである。

ビッグデータ

ほとんどの知識は雲(=クラウド)にある時代になった。
異なる履歴から興味のある情報を即座に取り出すことができる。
外部のクラウドは
ビッグデータでより満たされていくが
満たされることは「知る」ことではない。
「知る」とは
興味のあることを
内部に取り入れるのではなく
生まれつき(ingenious)の才能によって
新しい何かを生じさせる行為である。

企て

より重要なことは
ほとんど意図的に作られている。
われわれをより自由にするための
問題を解決できないように。

瞑想

グルメがレシピを作らないように
音楽愛好家が作曲をしないように
芸術主義者が美を破壊しないように
観察主義者が観察法を否定しないように
科学主義者が原理を発見しないように
非現実は至る処にあるから
夢想家はけっして瞑想しない。