パーフェクトストーム

人間は気候を破壊することはできても気候をついにデザインできなかった。
パーフェクトストームは一夜にして100万人を移動させた。

生活格差という経済システムから都市の内部に小さな砦を作る人々が、
地球温暖化の気候変化で生じる砂漠化によって、
価値が低下していく沿岸部の不動産を
最終的に放棄するまで10年耐えれば十分だろう。 Y.K

 

学校の外

歴史的には、環境の危機よりも教育の危機が
先に発生していたのであるが
直観に導かれたこども以外の大多数は、
専門分化された教育システムによって
危機を学校の外に求めてきたのである。

環境の危機は、生命の危機であるように、
教育の危機も生命の危機である。

生命の危機に専門分化はない。 Y.K

北上計画

カリフォルニアの大火は都市の退化だ。
結局、砂漠の周辺には住めないのだ。

裏庭で秋のサンマを炭火で焼いている場合ではないのだ。
火星よりも人類北上計画だ。     Y.K

カオスポイント

朝一番、森のそばを散歩するとき、
思い切りオナラをしてみよう。
鳥が羽ばたき小動物がざわめくのがわかる。
川のせせらぎを超えて向こう岸から反射音が聞こえるだろう。
まもなく400m先のバス停の老人がこちらを振り向く。

次に、たとえば新宿西口の信号待ちでで立ち止まったとき、
同じようにオナラをしてみよう。
だれにも聞こえないし、驚くことに臭わないことに気づくだろう。

都市空間は感覚器のカオスポイントを超えて
淀んでいるのだ。
それゆえにどんなに淀んでいるかはもはや測定できないのだ。 Y.K

数学的発見

なぜ私が毎日ブログを書くのかは単純だった。
ブログが書けない日がくるのか
それとも
ブログを書かない日がくるのかを知りたかったからだ。

たいてい私以外にはどうでもよいことから始まるが
私以外のことを書けば、書けない日は来ないだろう。

一方、数学的発見が毎日できないのは、私に関係しているからだ。
つまり、ブログを書けない日は滅多にないだろう。      Y.K

酸素

生物学によれば、
生命は酸素以外から始まった。
そして再び酸素なしで終わるだろう。

心配はいらない。
酸素と触れることを恐れてきた生命が存続できるのだから、
われわれは意味あることをしているのだ。    Y.K

裏庭のエデンドーム

9年前、東京の実家の裏庭に制作した
緊急災害用の直径6.5mの超軽量ジオデシックドームを
グーグルマップで再確認してみた。
それは無対称な都市では真珠のように異質な光をまだ反射していた。

テフゼルを外面に、遮光の白色フィルムを内面に使用した
最初の2層のエデンドームの防水性と耐久性は
高温多湿の日本でも完全に証明された。

このことは友人のJ・ボールドウィンに伝えた。
(JBは『バックミンスター・フラーの世界』(梶川泰司訳 美術出版社 2004)
の著者であり、個人用の超軽量ジオデシックドームの歴史的な先駆者である。
イギリスのエデンドームは JBの第2世代ジオデシックドームであるエデンドームの
コンセプトから触発されている。

第3世代ジオデシックドームである高床式のオクテット・トラスの床を備えた、
本体総重量75キロテンセグリティ・ドームは、最近私の倉庫まで
分解移送されたが、懐胎期間を終えたわけではない。        Y.K