こどもオペレーション

あらゆる大人はかつて子どもであった。
子どものことは胎児も含めてよく分かっていないと聞いて驚く人がいる。
子どもを産んだからと言って、子どもが理解できるわけではないのと同じだ。
理解するためには、子どもから学ばなければならない。
子どもから学ぶには、子どもになるというオペレーションが必要だ。
この子どもオペレーションについては一部の天才たちが独占したままだ。
シナジェティクス入門講座はこの子どもオペレーションの実践でもある。
講座と同時平行して、わたしもこどもオペレーションによってある数学論文を書いている。いつでもどこでもこどもが効果的だ。  Y.K

苦労

苦労すると偉くなるという人がいる。
たとえば、私の両親。
だから、私も一応苦労してみた。

しかし実際は、苦労して苦労して、そして苦労して人々はバカになっていると認められないほどバカになっているのだ。

私は数学で苦労していないから
いまでも数学をしている。  Y.K

便利な無用

カップ一杯の水がが30秒で沸騰する電気ポットをネットで買った。
用もないのにあまり好きでないコーヒーを飲み始める。

乾燥機付き除湿付き全自動洗濯機を買う。
用もないのにあまり好きでない洗濯を始める。

エタノールで走れるエコカーを買う。
あまり好きでないドライブをして
たいして好きでもないクッキーのおかえしを買う。

ポイントが貯まるのがなぜかうれしい。
ポイントの期限切れで最初から売価を安くすればいいのになどと考えたりする。

こうして人々は賢い消費者になるのだ。  Y.K

Think Global,Act Local

ローマクラブの2000年のプロパガンダは、Think Global ,Act Localであった。
これをバックミンスター・フラーの言葉だとする彼らの世界キャンペーンは
21世紀の心理戦争の典型例である。

「グローバルな地球の自己認識」などどいうプロパガンダに
気持ちを動かされてはいけない。
グローブとは、そもそも球体惑星地球のことだからである。
地球の自己認識は、大英帝国のミッションであった。
その結果、惑星は分断された状態で効果的な支配がはじまった。
知識の家畜化は止むことがない。

一つの岩石でさえ全太陽系の知識が求められる。
地球規模の認識で、地球の問題は解決されないことは明らかである。  Y.K

一粒万倍(=シナジー)

イスラムの文化は稲作である。
この稲作の廃絶に、膨大な軍事費が注がれてきたのである。
日本の農地は、イスラムのようには爆弾でぼこぼこにされなかったが休耕田が拡大している。一粒万倍という富の根源が、いたるところで形をかえて破壊されている。  Y.K

暇人

フリーターは確かに多い。
しかし、貧乏で暇な人は、ほとんどいなくなった。
お金は必要だが、忙しいことにはもっと意味がある。
でなければ、こんなに多くの人が忙しいわけがない。

私の経験では、忙しいときには、思考力は衰える傾向がある。
忙しい人は、暇な人以上に老化する傾向がある。
より少なく働く自由は、貧しいと感じられる傾向がある。

フリーターがより少なく働く自由人とは限らない。
彼らはいまのところいくら増えても安全だ。  Y.K

詐欺師

金持ちでも貧乏人でも、知識があろうがなかろうが、
お金を稼ぐこと自体を目的にした職業は、すべて詐欺である。
もし、まだあなたが詐欺師でないなら、
詐欺師になる以上の苦労をしていることだろう。  Y.K

浮力

テンセグリティ球はテンション材の切断よりも風を恐れる。
どこかに飛んでいくからだ。木の葉のように。

直径11mの皮膜のない250キログラムのテンセグリティドームでさえ
5月のそよ風だけで5m移動する。
皮膜を取り付けたテンセグリティドームには、もちろん浮力が発生する。
テンセグリティドームは、風よりも太陽光を恐れる。
大気圏へと浮遊するからだ。

テンセグリティドームの設計者は船体の強度と浮力計算をしなければならない。
外洋航路の軌道をトレースするためのエンジンは、太陽光と風だ。
想像力とテクノロジーは共にワイヤレスである。

1995年、私はこの経験から浮遊都市の現実性を理解した。
21世紀の大気圏は、モバイラーの最後の自由都市だ。
そして、はじめてゆっくりお茶でも飲もう。  Y.K

天文学

天文学には観察者が必要だ。
学校の幾何学とは、裏切られた天文学の姿である。
内部と外部が存在しない平面の話ばかりである。
だから、幾何学に観察者は必要とされないまま2千年以上が経過した。
幾何学が嫌いになる歴史的理由は隠されたままだ。
いつになったら宇宙で生きていけるのだろうか。  Y.K