見えない「ケージ」

「あなたの臭いをハリネズミに覚えさせる方法は、古いTシャツを二日以上着た後にケージに入れる。彼らには選択肢がないのでその下に潜り込んで巣として使うだろう。やがて、あなたの臭いはハリネズミを驚かすことなく、彼らに好かれるようになるだろう。これが彼らを慣らす最短の方法である」
「それよりも、効果的な方法は、ハリネズミを飼い慣らすより、飼い主が慣れるべきだ」
私のこの4年間の農村での経験から、
たとえば、ハリネズミとは農村への移住者である。
飼い主とは限界集落という国家が用意した看板を掲げた村落共同体である、と提言できる。  Y.K

グランチの産業史

自動車と家電、パソコン以外のファッションやエコロジー的ロハスにも使用されている、製品開発に不可欠なテクノロジーがある。それは、計画的陳腐化というテクノロジーである。つまり、新製品は時代遅れを作るためにデザインされている。
第1次世界大戦以後の兵器に最初に適用され、後に民生化された主導的なテクノロジーである。(バウハウスが日本の家電デザインに吸収された最大の理由でもある。)
このテクノロジーが地球温暖化のリストには含まれていないのは、人類の近視眼的経済を維持するにはまだ十分に有効だからである。
自然界では未だに発見されていないテクノロジーでかつ産業技術史から意図的に除外されている主導的なテクノロジーである。  Y.K

水稲とメタン

水田土壌中で生成されたメタンは、一部は大気中に放出され、
その他は、土壌中に一時滞留し、一部は土壌中で分解する。
水田において土壌有機物から生成されるメタンの総量は
年間約9.6万トン見積られている。(化学肥料を使用すると
大気中に放出される割合は10%以上増加する。)
光合成により有機物へと同化された二酸化炭素が再びメタンとなって、
大気に放出されるまでにわずか1.5時間しか要しない。
一方、浸透水中のメタンは心土を通過中に分解する。
水稲自体がメタンの起源として重要なシナジーに関与している。  Y.K

(栽培操作の対象となる上層の根張りの大部分を耕土といい、つづく下層を心土(しんど)という。) 

いじめ

軍隊などの厳格な規律が重視される組織や閉鎖性の強い組織においては、欲求不満が蓄積される。学校がいじめの温床になっているのは学校が軍隊と同質だからである。教育が軍事に接近しているからだ。
失敗を排除する組織が期待する効果的な選択肢は厳格な管理と閉鎖性である。
民主主義を教育する人間たちが失敗を排除する選択肢を好む理由はそれがもっとも簡単だからである。  Y.K

スーパー林道

そして各限界集落は、それらを貫通するスーパー林道という平坦線(ロジスティクス)の地上輸送ルートの中継地になるだろう。スーパー林道は特定森林開発林道開設事業によって日本海側と太平洋側を連絡する隠れた軍事道路である。
スーパー林道が一般にアスファルト舗装された2車線であるのは、戦車の移動や大型トラックよる物資の輸送のためである。
森林開発公団は平成11年緑資源公団に改称された。
森林開発公団はかつて日本国内の広葉樹を絶滅に追いやった杉の植林を推進したばかりか、エコロジーを装った緑資源公団は、ロジスティクスを植林や森林再生予算に加工する軍備組織である。  Y.K

限界集落

人里離れた山間地はほぼ限界集落なので
ある神経症が進行しているもと都会人は考えている。
プラスチックゴミの野焼きなどは日常的で、野蛮な知識で現代の農業が維持されているのは事実である。
農薬や肥料(それに伴う石油系農業資材など)、そして限界集落は権力構造が作りだした農業に対する強迫神経症の成功例である。
日本人に永遠にエネルギーと食料を購入させるための壮大で長期的な準備段階であった。

しかし、こうしたシナリオを社会全体は偶然であったと言い聞かせたいのである。この意識構造こそが、隠れたやっかいな強迫神経症である。  Y.K

核保有

十分な核保有がなされ
そればかりか、核融合が絶えず実験され
数億年のテスト期間を経て、宇宙は、
光合成を安全に作用させるシステムとデフォルトという生命を完成させた。
さらに、太陽系に唯一の安全な場所が確保された。
惑星地球が核を保有する必要はない。
北朝鮮を批判する前に、政治家の言説を信じてはならない。  Y.K

プロトタイプのシミュレーション

実物大のプロトタイプを製作し、
機能テストをする必要のない量産型の工業製品は現在2つある。
1つは自動車。
すべての部品のはコンピュータ上でアセンブルされテスト走行まで可能である。
他の一つは核兵器である。
過去の無数の地下核実験のデータの蓄積から新たな核実験はすべてシミュレーションで実行できる。

モデル化によるシミュレーションは、現象についてどの程度正確に再現できるかによって計算要素とその量を制御できるので、現象についての完全な知識は不要である。
言い換えるならば、システムのモデル化は、完全な模倣からは始まらない。
システムの発見から始まるのである。  Y.K

テンセグリティ構造とパターン

知的爆発は、教育投資に比例するという前提で、通常の教育組織は運営されている。
彼らのビジネスは、常に「自然」が生成する内的プログラムを隠蔽することである。
しかし、学校が存在しなくても知的爆発時期は存在するのである。

たとえば、この知的爆発時期の子供は、テンセグリティ構造とパターンの完全性を予備知識なく瞬時に理解できる。これは神秘ではないだろうか。ーーーー貧感からの脱出には早期教育ほど効果的なものはない。  Y.K