小さいことは局所的ではない。
他と違うことは、反グローバリズムではない。
小さくて他と違うことは、生命の大部分である。
それらは無意識化されている。
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小さいことは局所的ではない。
他と違うことは、反グローバリズムではない。
小さくて他と違うことは、生命の大部分である。
それらは無意識化されている。
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軍隊は殺戮のための様々な<トリムタブ>を開発してきた。
GPSによるカーナビの原理は、トマホークミサイルの誘導装置の一部である。
(トマホークとは、アメリカ先住民が目標に向かって投げる斧のことである。)
私は、絶滅危惧種がまだ生き延びている背戸に住んでいる。
この森では優れた数々のトリムタブが機能しているにちがいない。
希少植物の無数の種を風にのせて目標に向かって放つための
空力学的および構造的な効率のデザインは、
<ミサイル>のパッシブ誘導装置以上である。
人間はそのテクノロジーをすべて再現できる段階にはほど遠い。
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小さいことは局所的ではないことはテクノロジーの本質でもある。
たとえば、<トリムタブ(TRIMTAB)>とは、
方向舵、補助翼の後縁や船の帆・帆げたを修正し、
船体を最適な針路にする最小限の方法またはその装置のことである。
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日本列島は山地がなければ存在しない。
日本列島は太平洋北西端にそびえる一大山脈で、陸上の国土にしめる山地面積は、61%。
丘陵などをふくめた平野面積は残りの39%である。
現在世界のインターネット人口6億人の1%が日本である。
依然66%が日本のナローバンド人口である。
これは日本の総面積における平野部以外の占有率とほぼ同じである。
これはコストの問題である。
言い換えれば、現在のインターネットの普及のプロセスはきわめて地形的である。
技術的にナローバンドから始まったブロードバンドは、平野部のように、
すべて山地形成の副産物としてできたものといってよい。
だから自然によって有線インターネットは陳腐化されていく。
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亜熱帯から亜寒帯までの気候帯と高山ツンドラとの気象的な環境の多様性、
モンスーン気候ゆえの台風、集中豪雨などによる絶え間ない氾濫河川、
火山活動浸食作用、堆積作用、地震による地殻や表土の破壊、
そして氷河の影響が少なく古生物相が温存などの自然の周期的または非周期的な
攪乱作用が形成する多様性は、「持続可能性」の一部にすぎない。
「持続可能性」とは、「現状維持」や「人為」を「自然」から排除してきた
自然による計画的陳腐化である。
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背戸(=里山の原型、中山間地は経済用語に近い)からみると
インターネットの普及率の向上は
衛星インターネットか一般電話の定額性がもっとも効果的だ。
ブロードバンドの投資は回収不能であることは自明である。
10年前からアメリカでは一般電話は月額10ドルで使い放題である。
IP電話も不要である。
一般電話の設備投資は、地域イントラネット同様にすでに支払い済みである。
住民の利便性に訴えて通信費という名目で大企業に富を奪われている
と言われる前に無料化しているのである。
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統計からみれば、国会議員、県会議員、市会議員、町会議員の順に、
自分のサイトを運営する議員数は激減する。
政治とは、地域という局所性で分断された階層構造である。
だから、地形と距離を超越したインターネットは
政治家がもっとも不得手とするテクノロジーの領域の一つである。
2005年、世界は通信革命(P2P)に突入しているというのに。
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その細胞組織はテンセグリティ構造から成り立っていることが発見されて
20年が経過する。
スケルトンだけの宇宙はミクロでもマクロでも存在しない。
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われわれの体の組織のなかの動く構造物のもっとも小さなものは、細胞である。
人体の細胞数は約60兆。
その細胞核と細胞は、振動し変形する相互作用そのものである。
われわれの身体組織は、生理学的以上に天文学的、力学的である。
そして情報学的である。
情報は、何かの意思の存在がないと統合されないならば。
60兆もの細胞の非同時的な生成と死は、神秘そのものである。
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常に振動し変形する建築は、受け容れられがたいと思われているが、
移動中の飛行機や自動車で居眠りをしたことのない人はいない。
主翼やサスペンションはつねに外力で振動し変形している。
物事をスケルトン(骨格)から考える始める人に
スケルトンのゆらぎが馴染まないのは、それが反固体的に思えるからである。
動く構造のもっとも大きなものは、宇宙である。
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