ハイパーハイブリッド

雑草の種にも天然の淡水資源と同じような「価値のパラドックス」が発生しないと誰がいえようか。
天然水は有用だがガソリンのように高価になったように、雑草の種が無用であったときは安価ですらなかったが、除草剤や化学肥料に変わる役割が認識されたとき、タダのタネではなくなるのだ。

雑草と稲作は一種の共生関係にあるという自然農の発見こそ地下埋蔵資源を独占してきた権力構造が開発した農業テクノロジーと深く対立する。
しかし、この対立こそが都市と農村が共生する前に発生しなければ、小さなペットボトルに入れられた自然採取の複数の雑草の種(これが真のハイパーハイブリッド)は、やがて家庭菜園のオークションで売られていくだろう。

稀少価値は、使用価値に基づいた資本主義の源泉であるが、天然水や雑草のタネは商品に投下された「労働量」とは無関係に自然界という無人工場で自然エネルギーを100%再利用しながら完全自動生産されている。
この矛盾を解消するのが自然資本主義なのであるが、どのタイプの資本主義も惑星地球のエコロジー基本システムの開発に関与した歴史はない。  Y.K

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