邪悪なプロパガンダ

教育産業は、新たな教育産業に適用させるために21世紀の学校制度を排除しなくてはならない。つまり改革ではなく、リセットに近いだろう。

21世紀の学校制度とは、建物としての学校が解体される。
なぜなら、決められた時間に、決められた場所へ集まり、
決められた授業を黙々と長時間行うことが、経済的に、教育的に、
そして創造的にも効果的ではなくなったのである。

両親がこどもの教育を委任する学校制度は、
つまり両親が工場に通勤することによって成立してきたのである。
企業の工場は中国に移転するまで両親がこどもの教育を委任したように、
ホワイトカラーの仕事はアジアの諸外国に委託されはじめた。

格差社会とはグローバリズムの本当の姿である。
そしてこの事態はかつて第3の波と言われていたのであるが、
波の衝撃で破壊される村々のネガティブな実態はその予測からは意図的に除外されている。

そして今無意識にわれわれは、「私たちが必然として受け入れている認識を超えて、この世界が持っていたあらゆる可能性を試し、私たちの世界へ過去には存在しなかった何かをインストールする能力を持った個人」を求めている。
それゆえに、かつてないほど、邪悪なプロパガンダに足をすくわれやすくなっている。  Y.K

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