日別アーカイブ: 2014年2月23日

極小システム

線分(line)とは
隔たった2つの極小システムとの関係である。
テンセグリティがジョイントレスに見えるのは
古代ギリシアの数学者ユークリッド以後
その極小システムには
大きさがないと教育されてきたからである。
21世紀の個人という極小システムには
自由があるが
国家システムという全体に
ほとんど影響を与えられない存在であると
信じ込まされている。
同時に、隔たった2つの極小システムとの関係も
加速度的に消失し始めているからこそ
<部分から推測できない全体の働き>よりも
<部分から推測できる全体の働き>が
より多くの部分を覆い始めている。
それらの部分は
部分と全体との関係には
もはや無関心である。