続)自己のテクノロジー

例えば、他者への配慮は
余剰生産性からではなく
<怠惰を賛歌する>自己のテクノロジーから生まれる。
しかし、社会は、より少なく働くための
最大限の効率を実現しているにもかかわらず
より少なく分配するテクノロジーを
優位にするシステム(=法律家資本主義)によって
長く独占されている。
そして、人々は互いに他者の余暇ではなく自己の怠惰に無関心である。
そればかりか、他者の怠惰には攻撃的である。
より少なく分配するテクノロジーは
バイオスフィアにおける
人類の人口分布とエネルギー資源の分布状態に反したまま
いまのところ、株主の配当金に変換されている。