日別アーカイブ: 2019年6月21日

テンセグリティ構造における遅延と逸脱

遅延と逸脱は生命全体に起こり得る。
テンセグリティ構造においても
伝達速度の遅延から共振作用が生まれ、
外力分散という逸脱システムが
張力材の破断回避だけではなく、
システムを通過したエネルギーが
システム全体をより強化する。
生命と非生命の境界線は再び曖昧になる。

テンセグリティ構造化したハリセンボン
肉食性で海底の貝や甲殻類、ウニなどを捕食

固有のズレを補正する逸脱システム

筋肉に命令をより速く伝達するために、
運動神経は筋肉よりも相対的により太くなる。
こうした遅延を補正する逸脱システムは、
生命には固有のものであるが、
政治は、意見の相違を支配力で無化し、
経済は、時差を隈無く利益として独占することによって
大多数の人生の可能性をより短命にしている。

より多くの視覚情報を伝達するための視神経は外眼筋よりも太い