削除された「時間とエネルギー」

微生物は、発酵と腐敗の役目で分類可能だ。
生物としてのウイルスは、
工場設備やネットワークを破壊しないで産業構造を破壊できる。
しかし、人類の長い「通勤と通学」の習慣を短時間に破壊して
膨大な「時間とエネルギー」を削除できる。
この削除された「時間とエネルギー」は、
個人が所有すべき富であった。
ウイルスの起源でさえ未知であるそのウイルスの進化と変容によって
これまで意図的に奪われていた歴史が見えはじめた。
在宅学習と在宅勤務によって、明らかに石油消費は激減している。
通勤に高価な負担を強いられた自動車も不要になる。

人類の「暇」は、「時間とエネルギー」を変換した富の一部である。