“Man knows so much and does so little. ” RBF
これは彼の忠告だろうか。
否、天才たちの仕事を伝記のように
尊敬ばかりしている主観的傍観者に
容赦なく飛来するメタフィジクスのブーメランだ。
「シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ
物質の遅延
思考から望ましくない余波が生成され
行為から予期しない副産物が生成され
問題解決の方法はついにやってくる。
——風が吹く前に。
思考の副作用(side effect)は
主観的であり
行為の副作用(プリセッション)は
客観的である。
物質化は思考よりも遅れてやってくる。
デザインサイエンスは
遅延反応物質の過程にある。
自己愛
自分を信じて最善を尽くす。
そして、奇蹟を祈る。
これは自己のテクノロジーではない。
自分の力を外から見ない限り
自己愛が招く
終止符のない混乱と矛盾のゲームだ。
願望
何かになる願望から理解するかぎり
<存在>は知ることからは到達できない。
知識が願望のために記号化されるよりも
願望自体がすでに記号化されるからだ。
気休め
<クリティカル・パス>の過程を学ぶ機会が
現在のカリキュラムにほとんど存在していないのは
学習過程のすべての試験が
幻想上の基礎を抱かせるための
短命な知識だけではなく
概念の牢獄に繋ぎ止める手段になっているからだ。
良い成績は虚しい競争を勝ち抜いた
気休めの報酬として与えられる。
知識の破壊なくして理解は生じないにしても
その勝者を気取った学生たちに
シナジェティクスやデザインサイエンスを教えるほど
虚しい破壊行為はない。
基礎
古い生き方は
古い学習システムと折り合いをつけたがる。
社会の基礎に対する概念は
<理解する>ことへの最初の墓穴である。
基礎を必要としない自由は
古い生き方を捨て去ることである。
基礎のない自由
いかなる種類の静的な安定を
ことごとく排除するシステムに到達している
テンセグリティは自由である。
そのシステムは自然の形態の観察からは発見されなかった。
そして、数学的な探査からも想像できなかった。
テンセグリティは
支配によって獲得する外部の<自由>から遊離して
自律的な<自由(アナーキー)>を具現化している。
けっして孤立しないテンセグリティは
基礎という大地から完全に自律するために
つねに振動によってより旋律的になる。
基礎が固体幻想に支えられていればいるほど
基礎のない自由は拡張する。
単純さと単純化
相手の想像力を超えるための想像力は
より技巧的で複雑になる。
自然の想像力を超えた単純化は
発見されるのみである。
単純化のプロセスで発見される
単純さはつねに静的ではない。
人間の想像力で所有できないように。
元素の相対的な存在比
人間の宇宙に対する化学元素の相対的な存在比は
同じパターンになるようにデザインされている。
その統合したパターンを見ることができる人間という有機体は
宇宙でもっとも複雑で局所的なテクノロジーの集合体である。
思考の音
自分の思考を声にするよりも
自分の意見を文字で読むようになり
自分の声をほとんど聞かなくなった。
思考は
非旋律的な
無音(ミュート)になりつつある。
