概念の一般化が
物質よりも早く完成する時は
言語と物質との相互作用が統合される時だ。
それはメタフィジックスの驚異的な働きにちがいない。
優れた開発には
この思考の短命化(エフェメラリゼーション)がやってくる。
昨日までのもっとも優れたアイデアが
瞬間的に、
しばしば連続的に
陳腐化され続けるのだ。
苦行と快楽との狭間に
エンジニアリングの極みはいつ訪れるのだろか。
「シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ
逸脱について
現実の世界はつねに<特殊な場合>に満ちている。
発明は一般化された原理を応用する行為である。
発明はある原理を理解する特殊な経験から生まれるが
原理を発見するプロセスとは異なる。
発明さえも<特殊な場合>である。
人間により有利になるように従来の技術に対して
物理的な再構成を図る特殊な行為である。
しかし、一般化された新たな原理を発見するには
この特殊性から逸脱しなければならない。
逸脱は現実の世界に対する
もっとも原始的なメタフィジックスである。
偶然から
自然には
既知(known)なる存在と
未知(unknown)なる存在が含まれる。
偶然が入り込むための「仕掛け」を
人間から学んではいけない。
<学ばない自由>こそが
偶然性を増大させる。
知らないこと(unknown)は
偶然から認識されるにちがいない。
インフルエンザ
インフルエンザのウイルスは
遺伝子RNAをパッケージする正20面体状の殻を持っている。
もっとも安定したこの空間構造(カプソメア)を
形成するための構成物質が
単位体積あたりでもっとも少なくなるからである。
彼らはエネルギー経済問題を
政治的ではなく
科学的に解決できている。
それは種族維持目的には不可欠である。
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シナジェティクスと数学
子どもの遊びは数学的経験の宝庫だ。
経験は秩序化できる
もっとも身近な数学的対象だ。
構造とパターンから独立した数字は無意味である。
構造とパターンとの新たな関係を発見する
シナジェティクスの探査方法は
形態的類似からでも言語的類似からでもない。
まして幾何学的相似からでもない。
純粋にその秩序を取り出すには
シナジェティクスモデルとモデル言語との相互作用を
習得しなければならない。
自然界の現象や異分野の問題解決策に学べば
ほとんどの課題は解決できるという
戦略的理論(analogical thinking)からシナジェティクスは生まれない。
シナジェティクスモデルが内包するモデル言語が
形態的・言語的アナロジーを超えることができたなら
シナジェティクスによる経験の一般化は
自然を模倣しない。
ーーーーー現実を超えたのだから。
学ばない自由について
間違ったことを教えられると
それを打ち消すためには
学んだ時間とエネルギーの
少なくとも3倍以上かかることは
科学的な実験から証明された。
学校は今や
<学ばない自由>を教えない危険な場所だ。
<学ぶ自由>だけが生き残ったのは
教育システムが
<権威からの離脱と服従への拒否>
を自ら排除してきた結果だ。
人類の数百万年間にわたる
無知と好奇心、そして飢えが
学習システムを形成したのだが
<学ぶ自由>と<学ばない自由>
は教育システムから完全に分離された。
<学ぶ自由>と<学ばない自由>は
機敏な生得的なメカニズムから生まれる。
相補的な2つの自由は
学校に行く前から獲得されているからこそ
こどもにとって学校は
もっとも危険な場所なのだ。
メディア(media)について
真実は、意識を通じてやってくる。
意識は真実を知るための
唯一の方法(media=メディア)だ。
現代のメディアが生活環境を支配する手段よりも
すばやく、そして非物質的に。
張力について
張力は物質の表面に現れやすい。
それゆえに、それらは至る所にいつも豊富に存在する。
たとえば、葉の表面の無数の水滴や
バイオスフィアを包む薄い厚みの海水や大気圏。
不連続な存在をもっとも効果的に統合するための
無数の内部が利用されていないだけだ。
張力に包まれることよりも
空間を閉じることに
エネルギーを使いすぎている。
圧倒的な見知らぬ他者に利用されないように。
LTE(Long Term Evolution)
これまでのテクノロジーが
惑星地球の僅かな都市部にしか
集中しなかったのは
人間の有機体システムが
宇宙でもっとも複雑な局所的な
テクノロジーから形成されたからだろう。
真のテクノロジーは全地球上の
長期的なエボリューションに関与している。
イノベーションについて
経済論者の、つまり科学者や発明家ではない人々の
イノベーションという概念ほど頼りないモノはない。
なぜなら
世界を変える科学的原理の発見や発明は
経済には従わないからだ。

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