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太陽からの最小の電力

太陽光から直接得られた電力のみによるパリからイギリスへの飛行には
1979年にドーバー海峡横断飛行に使用された
人間の筋力を動力とした翼長29mの人力飛行機
(炭素繊維アロイの構造とマイラー製の皮膜の総重量は32キログラム)が
最初にデザインされなければならなかった。
自然エネルギーの使用には
doing more with lessによる
機能に対する重量の劇的な軽量化が絶えず要求される。

高濃度の汚染水

自然には
放射性「汚染」や放射性「ゴミ」がない。
これらの言葉は、
他人をかえりみず利己的に
利益だけを求める人間によって、
不適当な場所に放置することを
合理化するために、
ねつ造した言葉である。
捏造には専門的な知識人(=学者と言われている)を
雇用する組織が必要だ。

放射性

バイオスフィアは
放射性を除去するために
ほぼ46億年を費やした。
そのコストは
人類にはまだ計算できない。
これは科学的事実である。

オール電化

イチゴの果実にも微弱な電流は流れている。
風も雲も潮流も
太陽と海洋が生成する
電気的作用の結果である。
人類がエコロジー概念を発明する前に
バイオスフィアは
もっとも効果的な
オール電化を達成している。
この無料のオール電化の起源は
太陽系に互いに非接触に浮かぶ
惑星と衛星間に存在する交流発生機である。
人間は電力テクノロジーを発見しただけだ。

電気的宇宙

バイオ・スフィアには
つねに電磁気学的な相互作用がある。
その結果、地球には稲妻が1秒間に100 回、
1 日あたり、864万回発生している。
都市が計画的に停電しなくとも
電気的な宇宙は
計画的に存在する。

惑星地球のエネルギー収入

人類にとっての宇宙エネルギーの収入はすべて、
水力、潮力、波力、風力、
植物が生成するアルコール、メタンガス、火山活動といった、
われわれの重力と星(その99%が太陽)が
もたらす宇宙の配当から成り立っている。
人類の現在の総エネルギー使用量は、
そのエネルギー収入の割合から見れば1%の、
さらにその100 万分の4 にしかすぎない。 バックミンスター・フラー
☆『クリティカルパス』序章- -世界権力機構の黄昏 
(バックミンスター・フラー著 梶川泰司訳 白揚社 2007)
                                               

宇宙エコロジー

太陽から降りそそいでいるエネルギーのたった1時間ぶんで、
全人類が1年間(8760 時間)に使う
すべてのエネルギーをまかなうことができる。 R.B.F
       
●太陽と地球
全人類が1年間に使用する
全エネルギー量は、地球人全員が、
100W の電球を一人当たり1 9 個、
2 4 時間365 日、常にともしつづける量である。
太陽が宇宙空間に放出している放射エネルギーは3.85×1026W
『宇宙エコロジー バックミンスター・フラーの直観と美』より
バックミンスター・フラー+梶川泰司 著 (美術出版社)2004
                                         

バックミンスター・フラー

宇宙船地球号には
エネルギーの欠乏も
エネルギーの危機も存在しない。
人間の無知が存在するだけである。R.B.F.
There is no energy shortage,
there is no energy crisis, there is a crisis of ignorance.
                                         
☆              
『クリティカル・パス―宇宙船地球号のデザインサイエンス革命』から引用
R.Buckminster Fuller (原著), 梶川 泰司 (翻訳)
白揚社(2007/04)

自然災害

静止的なテクノロジーは、
<自然災害>という固定概念によって、
プレートが対流するマントルに乗って互いに動いているという
地球自体の動くテクノロジーとの統合を拒んできた。
空気力学や航空力学などの動的なテクノロジーは、
移動中や飛行中に構造体が受ける振動による破損を
決して<自然災害>と呼ばない。
原発は<自然災害>によって
破壊されたのではない。
不完全な静止的なテクノロジーによって
存続できないのである。

インテグリティ(統合力)へ

地球生命が誕生したのは
放射線から安全な距離、
つまり
太陽からの平均距離が約1億5000万kmだったからである。
これは宇宙の基本的なテクノロジーである。
そして
人間の役割は
どんな生命にも容認される方法で
基本的な環境の変化に
適切に意識的に関与できる
テクノロジーを発見することである。