シナジェティクス」カテゴリーアーカイブ

知的産業社会

金を稼ごうと思ったら、
金を使わなければならない。
知識を得ようと思ったら、
知識を使わなければならない。
知恵を得ようと思ったら、
経験を経なければならない。
つまり、
富は不可逆的だ。

more with less

より多くを生産するための方法は
仕事をより長く安く働かせることである。
ITは仕事をより短く高く働くようには機能しなかった。
仕事はまだ19世紀的にしか見られていない。
効果的により少なく働く自由こそ、テクノロジーの源泉だ。

運命

運命は天体の運行に支配されていると考えられたが、
現在では運勢は経済に支配されていると考えている。
科学者は星々やお金よりも
遺伝子がより現実的に有機体の生命を支配していると考えている。
しかし、人々の運命を
もっとも強く支配しているのは
言語である。
言語は自らを解放できない運命
を嘆いている。

生成文法

Think globally, act Locally.
は、そもそも命令形でつまらない。
命令形を容認しない場合の
上記のエコロジー主義者の傲慢さに対する書き換えには
構造の発明が必要だ。
Nothing can change locally without changing everything else.
二重否定は最終的に目的としている容認された文法にたどり着く。
自己のテクノロジーは命令形には無関心だ。
そして、エコロジーシステムに
目的語を伴わない命令形は存在しない。

秘訣

あらゆるケースに適用可能な人生の秘訣はないだろう。
しかし、自然の原理はあらゆるケースに適用できる。
自然は秘訣を必要としない。

ゼロの発見

久々にカレーとインドビールを注文した。
会計時に厨房から出てきたコックさんが
慣れない手つきで食事代の総計2880円を計算した後、
私が受け取ったおつりが同じ2880円だったので、
私は即座に「逆だよ」といった。
慌てた彼はすぐにレジのそばの電卓を手にした。
私はもっと驚いた。
その総計をゼロから引き算する意外な操作を見たからだ。
マイナス7120円。
その数字をおつりとして私に支払った。
インド人は純粋なゼロの概念の教育を受けている。
無はカレーのようにスパイシーだ。

独創性

「みんなと同じ事はしたくない」場合でさえ、
92種類の元素(モジュール)があれば十分だ。
人工的に作り出された超ウラン(原子番号93以降の元素)は、
すべて短命すぎる。

再生経路

Think global,Act local 
とは二酸化炭素排出権を認知させるために
還元主義者が考案した最後の政治的プロパガンダであったのだが、
人間の酸素吸入権と
そして植物の酸素排出権と炭素吸入権もでっち上げないと
経済モデルは対称的ではない。
排出と吸入はシステムの再生経路だ。
天然資源と元素は、すべての人間のためだけではなく
全生命との対称性を備えている。

張(tension)力

圧縮に対する反対称的な概念は、
張力ではなく引張りである。
物体のある平面において、
引っ張り合う応力が張力である。
張力の反対称的な概念は、
圧縮力である。
この引張りと引張り力と張力は、
未だ不統一だ。
堅くて重い物体が先に統一されてきた。
断面積ゼロの張力材(=万有引力)によって
互いに動的均衡を保っている太陽系という構造システムから、
われわれの惑星は圧縮力を受けている。
この見えない引力と重力を剪断するハサミは存在しない。
90°の回転によるプリセッション以外で。

電子マネー

シナジーとは、
金融資本主義によって乗っ取られた<相乗効果>ではない。
予測不可能な more with lessを
操作主義的に、
しかし、
非論理的に再現可能な
もっともプリミティブな物理現象だ。
たとえば、
目に見えない水素と酸素という気体を化学反応させ
目に見える<水>という液体に変換できる。
予測不可能なこの変換に対して、
これらの3つの異なった物質の相互の質量比は、
つねに整数になるという法則性を備えている。
これは明らかにM&A(合併と買収)によって
生まれた<相乗効果>ではないだろう。
<水>は、支配するために株式を買い取った結果の配当金ではない。
自然界に合併と買収は存在しない。
原子やイオンあるいは化合物間において、
電子の授受があるだけである。
これが自然界が発行する有限な<電子マネー>である。
利子はなくともmore with lessで十分だ。