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方法

人間は小さい存在だ。
だから、より小さい存在を探求してきた。
この1世紀間で原子を構成する素粒子の存在まで確認した。
それは、より大きくなる方法よりも、
すばらしい方法だった。
いまや太陽の有限性をも説明できる。

情報化と経験化を越えて

情報化社会では、
経験したことだけで考えるのは危険だと教育される。
だから情報を共有(=情報化)してから考えようとする。
しかし、信じやすく騙されやすいこの方法こそがただの情報に過ぎない。
経験に基づいて思考する経験化社会では、
経験はほとんど共有できない。
経験は星の数ほどあり、
想像力を越えて経験相互の関係数は増大するばかりだから。
産業は、専門分化された経験のみを共有する経験化社会に属する。
科学は、経験を一般化する原理化社会に属する。
たとえば、浮力原理の発見よりも前に船はデザインされ、
準結晶は合成された後に
5角形を含む空間充填システムをもつ準結晶理論が形成され、
第3の炭素結合が超伝導・半導体の機能を形成する
原理の発見以前に、フラーレンが合成された。
つまり、科学は異なった人間の経験から
経験を越えたメタフィジクスにはじめて到達する。
この経路によって、経験相互の関係数は劇的に減少する。
原理以上に包括的に理解され共有できる最小限の情報はない。
原理は人間が情報化する前に、
非人格的にすでに宇宙で共有化されているのである。

専門分化

過去はぎこちなく改ざんされ、
現在は抜け目なく編集される。
未来は、より空想的にデザインされる。
いつになったら、現実的に思考できるのか。
作詞や作曲まで分業して。

自然の法則(natural law)

英語圏では、自然の法則(natural law )は、
自然界の法則および人間社会の法則を含む概念である。
「自然破壊」という場合も人間社会の法則を包含した「自然」を前提にしている。
つまり、法律家資本主義(Law Capitalism)も、
「自然の法則」という上位概念に基づいたイデオロギーである。
法律家(Lawyer)もまたその概念に基づいた主要な専門分化である。
これほどアジア的自然観と異なった自然(nature)の概念のもとで、
政治・経済が進行しているとはほとんどの人は想像していないに違いない。
自然界の法則を発見するのは、人間の生得的な能力の一つである。
しかし、明らかに原理(principle)の形成に人間は関与できない存在である。
自然法則(natural law)を形成する権限は、人間にはない。
そして、驚くことにこの概念を表す言葉は、英語圏には存在しない。
「自然」から膨大な富を少数が独占するためには法律が必要だ。
社会の法律と自然の法則を、つねに同じ法律(=law)という言葉で
互換性をもたせ、富の強奪のための権力を維持するもっとも効果的な方法は、
概念の牢獄化を維持し続けることである。
(政権交代などでは、この概念は破壊できないほど根深い)
言語の違いや文化の違いのまえに、
この単純な話が包括的な誠実さ(integrity)で理解できるように
われわれはデザインされているにちがいない。
自然の法則に基づいて。

地主と海主、そして空主

より広大な正方形の土地の4隅は
90度よりも大きい。
その境界線が直線なら、境界線は地中に存在する。
ところが地主はそれほど広大な土地を所有できなかったので
この矛盾から不利益は生じなかった。
しかし、海主はこの問題に対処している。
賢明な海主は、2点間距離ではなく、
地球の中心角で海域を所有するだろう。
海主とは、第2次世界大戦までの海軍である。
正確な測量技術を伴なったナビゲーションシステムがなければ、
敵の現在位置は特定できない。
現在の衛星からの測量もまた、地球の中心を原点とする
中心角がもっとも信頼できる。
空主は、海域と空域、そして地表域を閉じた表面として
階層的に統合している。
半径が異なるすべての同心の球状階層は中心角だけで管理できる。

馬力から太陽力へ

ヒトの脳の平均消費は最大40W程度である。
人体の消費エネルギー量は100W。
1馬力 = 735.5Wである。
馬は人間の体重の7倍程度だからである。
しかし、最新エコカーであるハイブリッドカーや電気自動車は、
まだ燃費で換算されている。
つまり、ガソリンリッターあたりの発電量で換算されている。
ガソリン1リッターのエネルギーは9.8kWであるが、
発電用のタービンのエネルギー変換率を30%程度で計算した場合である。
(宇宙飛行士が使う燃料電池ではじめて80%の効率になる。)
最新の電気自動車で1キロメートル走行するには125W必要である。
人体の消費エネルギー量と同程度である。
燃費の概念は電費に移行する。
電気自動車の電費は、
最新の太陽パネルの単位パネル(最大210W程度)あたりの発電量を
単位とすべきである。
つまり、馬力ではなく太陽力である。

情報の共有

本や食べ物や音楽、そして天気予報など
だだ知るだけの方法、
ただ食べるだけの場所、
ただ感じるだけの時間は、
ありふれている。
学校やレストラン、そして映画館や美術館は
思考にとっては危険な場所だ。
いつでもどこでも思考できるなら、
情報を共有してはいけない。
異なった経験をつなぐ関係は、
経験の数の自乗で増加するばかりか、
それゆえに、他者と共有できないから。

情報植民地

情報には重さがない。
実際に、いっぱいになったハードディスクは、
イニシャライズした状態と重さに変化はない。
情報はモノではない。
支配者にとって、他者の頭蓋の中に存在する抽象的で重さのない思考を
感じることができないことは脅威であった。
しかし、最近ロボットの研究によって、
脳の電気的状態から喜怒哀楽を認識する装置が開発されている。
つまり、大気圏外から人類すべての感情をほぼリアルタイムで
ファイリングされる段階になるだろう。
Googleの検索項目の統計以上に、
究極の軍事的なモリタリングの開発は進んでいる。
大国が軍事的かつ経済的に支配してきた手段そのものが
時代遅れになろうとしている。
モノを消費させるシステムは、
情報を消費させて支配するシステムを生み、
ついに同じコトを主体的に思考させるシステムを発明してきた。

流体地理学2

不動産には、土地資本主義によって安定した固体的価値が注入される。
そして、地球は、周期的に反撃する。
地震という動産でその幻想性を。
陸、海、空ともにバイオスフィアは、流体から構成されている。
大陸プレートも本質的な流体である。
日本列島は、複数のビッグウェイブが交差する絶好のサーフポイントだ。
しかし、1本の波には基本的には1人しか乗ってはいけない。
「太平洋プレート」「フィリピン海プレート」
「ユーラシアプレート」「北米プレート」の4枚のプレート上で
もっとも危険な波乗りをして連中が、
東海サーファーたちだ。
彼らをビーチで観戦する場所も危険だ。2