金貸し

この世に金貸しはつきものであるが太陽系に金貸しは存在しない。
太陽系には風があるだけだ。
太陽系を離れるにつれて次第に強い銀河宇宙線が検出されるのはなぜか。

太陽風は強大なエネルギーを持つ銀河宇宙線から地球生命を守るために、太陽系外から流入する銀河宇宙線を防御しているからだ。
太陽系には誰にも貸せない風があるだけだ。  Y.K

トルネード型掃除機

台風が進路を90度方向転換するパターンは、北極圏を中心とした大気パターンの南下から生成される。台風がこの大気パターンと衝突するには、台風の渦を形成する見えない回転軸が高度1万メートル以上に達していなければならない。台風は低気圧の雲が集合した回転体ではない。高度1万メートル以上にまで地上の大気を吸引する強大なトルネード型掃除機である。台風は吹くのではなく吸っているのだ(ただし中心部では無風に近いので、吸引と排気のメカニズムの解明が遅れている)。

台風が過ぎ去った後の都市は澄んだ大気で満たされているのは、汚染された大気が吹き飛ばされのではなく、巨大な回転体の周囲の大気が吸引されたからである。  Y.K

もう一つのハイブリッド車

フォードは、エタノールを25%混合したカソリン、エタノール、天然ガス、そして100%ガソリンの4種の燃料に対応可能な『Tetra-Fuel(テトラ・フューエル)』車を06年より販売する予定である。

これがもう一つのハイブリッド車である。
このハイブリッド車によって燃料コスト削減、少ない車自体の価格差、車種の増加をもたらす。  Y.K

『クリティカル・パス』と既製品

地球温暖化の原因は世界権力構造によるエネルギー独占、つまり埋蔵地下資源の独占から生じている。この独占が続く限り、標高差のない沿岸部での環境は今後著しく悪化する。しかし、この複雑で激しい相互作用を乗り越えて行く羅針盤はまだ発見されていないと悲観している人は多い。

ブラジルはエタノール車の先進国である。
エタノールはサトウキビから生成されるバイオマス燃料である。

ブラジル政府は、73年に発生した第一次石油危機に起因する埋蔵資源依存率対策として、
自動車燃料のガソリンからサトウキビ・エタノールへの代替を促進する『国家アルコール計画』*を75年から実施していた。
85年にはブラジル国内を走行する自動車の96%がエタノールを燃料とするようになる。
この基本計画を作成したのはバックミンスター・フラーである。*
彼は、植物という内的代謝とエンジンという内燃機関とをハイブリッド化する場合、ブラジル国内のすべての既製品を使用した。  Y.K

* バックミンスター・フラー自ら書いた当時の大統領に提案した計画書は、『クリティカル・パス』( 1996 白揚社)に記載されている。

ネット社会

もっとも理解している分野の情報に接すると誰でも違和感を感じるだろう。
ネットしているときは、われわれの脳はすでに自発的な活動ではない。
無数の他者の世間話にどれだけ耐えられるかである。  Y.K

情報修羅道2

価値観は情報量が形成する、という情報修羅道は、
未知(unknown)なる存在に対する恐怖心が引き起こしている。
知らないということが、発明や開発にどれだけ影響を与えているかという科学的な探査が決定的に不足している。
たとえばこどもは言語を習得する時期に学校には行っていないという学習原理は、人類の生存に不可欠である。
この時期に学校に行かせる全コストを教育費から削除してきた理由を考えれば、
10代前半までのネット経験におおきな格差が生まれるのはほとんど無視できる。
少なくともこの格差が常識を増大させることはあっても、人類に影響を与えるテクノロジーを生んでいるとは言えない。
PCやブラウザ自体が大学の外で開発された事実に注目しなければならない。
読書量がインテリジェントを向上させるとは限らないように、ネット経験量は動機づけを生まない。

価値観は情報量が形成するという情報修羅道の蔓延は21世紀の教育の危機である。  Y.K

情報修羅道

「2005年では、PCから利用する人が4000万人、携帯からのみ利用する人が3000万人、インターネットを利用しない人が5000万人、特に若年層においては、PCを入手するために必要な数万円が払えないために、携帯からのみ接続しているユーザーが多く、数百万人に達する」らしい。
これらが正しい統計だとすると、
「携帯のみを使う場合は、知らない人や知らない知識に出会う可能性がPCを使うときに比べると格段に少なく、若いときに5年以上のネット経験量の差がついてしまう。価値観がつくられる10代前半までのネット経験におおきな格差が生まれるのは問題だ。」という推論が専門家の間でなされる。

こうして価値観は情報量が形成するという情報修羅道が21世紀の常識になってくる。かつて100円マクドナルドハンバーガーが10代に定番化した理由は、10代前半までの小遣い範囲での外食経験におおきな格差を生じさせるためであった。この時期の食体験は一生を支配するという仮説理論は、先行した情報修羅道である。

人間は多様化が許されている。
価値を選択する以前のこどもにも。
しかし、これらは両親の価値観で決定されている。
ほとんどの30代を中心とした両親たちは情報修羅道という情報グローバリズムに餌付けされている。
PTA以上に強力なこれらの教育ロビーイストたちはPCで年収を増幅させた人たちである。  Y.K

森と都市の戦い

私は都市ではなく、森に住んでいる。
ところで、人口密度よりも熊の方が多いこの村で熊に襲われた人はいない。
熊が森を生成しているかぎり、熊はほとんど人間を見る必要がない。

人間が村で熊を見ることは、熊の最後の戦いを意味している。
昨年年度だけで二百数十頭(広島県のみ、日本全体では少なくとも数千頭)の熊の虐殺は、
森と都市の最後の戦いである。
熊を虐殺するかぎり、
「都市と農村の共生」などはあり得ない。  Y.K