月別アーカイブ: 2007年11月

隔離

学校では、学習によって理解させようするが
子どもは理解しなければ学ばない。

砂漠あるいは森から隔離された経験なき学習は、
目的のないコンテストに堕落する。 Y.K

限界集落

田舎の生活?何百万人もの人々がいるのに、完全な分断状態。
大地と大気は繋がっているにもかかわらず。

家族はみんな淀んだ都会に出かけてしまった。
しかも、農薬による汚染は止むことがない。
田舎も都会も限界集落の規模の問題だ。 Y.K

机の位置

日本人は、隠れてご飯を食べて
隠れて仕事をする習慣を強いられきた。
食事や仕事をする間は、会話してはいけなかった。

その名残として、日本人はたいてい壁に向かって仕事をする。
ところが、欧米人は、ドアに向かって仕事をする。
この違いは、机を部屋の壁にくっつけるか
部屋の真ん中に配置するかの問題だけではない。

ドアから入ってくる人と話をしたいならば、
つまり、コミュニケーションを向上させるためには
壁からドアへ机のレイアウトを変えるほうが合理的である。

一方、自分と対話する創造的な時間を優先させたいと思う人は、
窓に向かって考え事をするようにしたほうが楽だと信じている。

私が透明な2層のジオデシックドームに住む7年間の実験をしたときは
食事も仕事も全方向に向き合うことに気づいた。
真の外部と内部は、
これまでの食卓やデスクトップから
完全に遊離していたのである。

この新しい習慣は人間のコミュニケーションに重要な影響を与えるだろう。 Y.K

モラル

専門分化を教育された結果、
仕事のほとんどは偽装工作に当てられている。

廃れた仕事をせめて家庭には持ち込まないのが
モラルと思われている。

私は家庭では焼酎を水で割って飲まない。
出荷の時にこの原種(蒸留酒)は
水で3倍以上に薄められているからだ。
これも表示偽装の一つである。

一升瓶は小瓶で十分だ。
輸送費を余計に払っているのは消費者だ。  Y.K

お酒

発酵の適温は日本酒も焼酎も20度である。
だから冬にコタツでどぶろく作るより、
6月の初夏の常温で作る方が失敗がない。

糖分があれば何でもお酒になる。
雑穀、ジャガイモ、とうもろこし
そして、樹液、蜂蜜でもお酒はできる。

どこかで誰かが糖分を調達できたからこそ、どの民族にもお酒がある。
そしてどの民族にも20度の季節があるという証明でもある。

しかし、お酒は人間には作れない。
微生物のエネルギー変換にお金を払うのではなく
収穫と交換するものだ。 Y.K

睡眠ダイエット

ダイエットする場合、一日の食べる回数を減らして
2食や1食にする単純な方法がある。
ところが、一日に6回食べてもダイエットはできる。
たとえば食事の30分前に何か少し食べると食欲はなくなる。

この考え方で睡眠時間もダイエットできる。
断続的にかつ不連続に寝ることで全体の睡眠時間を
減らすことができる。

工場や会社での連続した労働パターンから
人間は動物に較べて、睡眠においては肥満してきたのだ。

過剰な睡眠は、運動不足以上の
障害をもたらしているにちがいない。

在宅勤務になれば、一日3回の食事や
連続して8時間寝る人はいなくなるだろう。   Y.K

概念と操作

長さという概念は長さの基準がなければ存在しない。
1メートル基準器が決められた理由のなかにその概念は含まれる。
長さという概念は、われわれが長さを計測する操作・手段と同じである。

つまり、富という概念もわれわれが富を計測する操作・手段と同じである。

最初にエネルギー価格を高騰させ、
食料も、そして住宅も高騰するという順序を
徹底的に学習させられているのは、
エネルギーが枯渇するという単純な無知から引き起こされている。

土地資本主義は陳腐化されたのに、それ以外の富についてほとんど知らない。 Y.K

一枚のネガフィルム

父のデジタル写真技術の習得期間は3年余りを要したが、
その間、スキャナーの高精細化、顔料・染料に関する
黒インクの改善など目覚ましいものがあり、
原爆ドームの一枚のモノクロ・ネガフィルムに託した
半世紀前の彼の記憶は鮮やかに蘇ったのである。

彼は暗室不要のテクノロジーを確信できた。
そして今、残りの2万枚のネガフィルムから第2作目に挑戦しようとしている。

学習に年齢は存在しない。
社会が人間の能力の限界に関する様々な概念をつくり出している。  Y.K

絶縁

カボチャの種は全体積の4分の1にもなっている。
そして、実を蔓から切り離しても光合成をしている。  

メールとオークション、それに時々のプレゼント以外
他人となにも交換したがらないあなたは
宇宙の見えない機能と絶縁している。
だからいつもお金が不足していると感じている。  Y.K

定期交換

精密機械としての自動車はつねにどこかが
壊れている。
新車以外は壊れた車だ。

だから、ジェット機のエンジンは定期的に交換している。

パソコンはもっと壊れている。
(ジェット機には同じコンピュータを2台以上も搭載している。)
だから我慢できない人は
OSの入れ替え時に
新機種を購入している。

工業製品の主要部品は
みんな広葉落葉樹の葉のように
定期的に交換する。

森もジェットエンジンの機能も交換した結果だ。   Y.K

クリスマスプレゼント

この村では人間より熊の個体数の方が多い。

食料が十分にないからだろう。
この頃、ツキノワグマは冬眠しない。
暇つぶしに仲間を連れて
メタセコイアの巨樹に付けた
クリスマスツリーの電飾を見に来るだろう。

その巨樹に向かって
雪上の熊の足跡は一列だ。
しかも何列も放射状に描いている。

村人はこのこのすばらしいクリスマスプレゼントをしらない。
彼らこそ、寒い夜は寝てばかりいるから。 Y.K

プレゼン

プライムデザイナーである宇宙は
物事を決定する場合、人類に対してプレゼンはしない。
これが自然選択だ。

人類のユニバーサルデザインへのプレゼンは
クライアント向けから始まる。
その結果、プレゼンに費やすアイデアと労力は
たいてい生存には無関係に終わる。

しかし、人類は自ら自然選択はできないが
宇宙選択(=ユニバーサルデザイン)は可能だ。
つまり、クライアントなき試行錯誤のみがもっとも効果的だ。  Y.K

モデリング

コンパスよりCADのほうが正確であるように、
CADよりもモデリングのほうが正確である。

しかし、建築家のモデリングの方法論で航空機は制作不可能である。
航空機は金属の表面の張力を利用するからだ。 Y.K

デザイン能力

人間にデザインが可能だと考えている人が
デザインナーを志すのであるが、
宇宙から宇宙のデザイン能力を除外したのは
1世紀前のバウハウスである。

同時に、家電の計画的陳腐化は
バウハウスのデザイン理論と見事に融合したのである。
過剰な消費社会を生み出す装置は
彼らが定義したデザインにある。

これこそが、バウハウスが構造をついに発見できなかった理由である。  Y.K

デザイン

幾何学的デザインなどどいうものは
白昼夢に近い。

人間にデザインできるものは
卵焼きのこげめくらいである。

私は今この2年間追い求めていたある構造原理の視覚化に
成功したところだ。
しかし、妙にいつもになくイライラしている。

どうやらモニターにも都市にもデザインが溢れているからだ。   Y.K

弱点

「真理のためなら、一生など棒に振ってもいい」
「一日のためなら、一生など棒に振ってもいい」

科学者や芸術家の言葉から、
自分の人生のためなら、真理や一日など棒に振ってもいいと公言する
詐欺師には重要な弱点がある。

たいていの人もすでに詐欺師だからだ。   Y.K

知識欲

子どもは理解すればするほどより理解したがる。
という原理を心理学者は発見した。

ジョジョは、捨て猫として我が家で保護されたときにくらべると、
半年で2倍になってしまった。

飢えた経験があると
食べるとより食べたがる
という欲求が生まれる。

人間の知識欲も飢えから生まれたのかもしれない。    Y.K

自然

経済は破壊される側と、
同時に豊かになる側という異なった2つの局所を持っている。

しかし、ハリケーンと森林火災によって、
つまり二酸化炭素によって、
戦争以上に全体はつねに破壊されているように見える。
人々は後者を経済ではなく、自然と呼んでいる。

その時、
自然はどんな場合もつねに全体に対して
効果的に作用することを忘れている。 Y.K

玄米の香り

狸はかなり臭いが糞はもっと臭う。
ところがキャットフードで飼育すると
猫の糞と同じ臭いになる。
狸が臭いのは森で動物の死肉を食べるからである。
例外的に、秋の狸だけは食べても臭くないのは、
栗や柿などの木の実や果実で暮らせる季節だからであろう。

人の顔が違うように
ウンコの臭いも異なっている。
しかし、玄米だけ食べると臭いは全く同じになる。
臭いと言うよりも香りが似てくるのである。

人間は草食動物として生きることを選択できる唯一の哺乳類だ。
私にとって肉食とは、冷蔵庫から死肉を解凍して食べる習慣に等しい。  Y.K

再生元素

鮭は遡上して産卵した後、
森の窒素分となる。

関東圏の変死体だけでも
年間何万体も発見されているらしい。
見つからない日本中の森に遺棄された死体は、
鮭が遡上しなくとも森の再生元素となっている。 Y.K