なぜ屋根は台風で吹き飛ばされるのか

沖縄では風速50m級の台風は毎年やって来る。
強風下では家の反対側に渦による陰圧が生じて
瓦や壁の隙間から雨水が吸引され、
家屋内部に進入する。
同時に、建物が風圧を受ける面以外では
風圧力はつねに揚力または負力に変換され、
残りの面に対してすべて直角に作用して
屋根全体が剥離していくから
沖縄の屋根は、漆喰で屋根瓦を相互に結合して
隙間を作らない構造を採用している。

なぜ屋根は吹き飛ばされたのか。