焚火のシナジェティクス
満月ワークショップのために(1/2)

放射冷却の激しい満月の夜は、焚火がいい。

炉と煙突のない焚火は、閉鎖空間ではないと思われている。
だから、焚火から煙を減少させるためには
多くの酸素(または風)が必要だ。
同時に、多くの酸素によって急速に薪は消費される。

薪がより少なく、煙のより少ない焚火、つまり
ロケットストーブのように
吸気を引き込み、未燃焼ガスを二次燃焼させるという方法が
焚火にも応用できる。

つまり、流体が流れる経路に穴をあけると
そこから吸気を形成するというベルヌーイの原理によって、
焚火を無数の煙突がある一つの閉鎖空間に見立てることが出来る。

シナジェティクスを焚火に拡張する場合、
シナジェティクスの最密パッキングとその隙間の概念が必要だ。

SYNERGETICS RBF 1975
Concave Octahedra and Concave Vector Equilibria Define Spherical Voids