何かに加工される前の原型が
オリジナリティの定義ならば、
原型のほとんどは原初(=original)に存在する。
例えば、製品の原型とは製品より先行する
プロトタイプ(母型または鋳型)のことである。
そして、産業社会の母型の形成には
言語というプロトタイプが先行する。
言語がなければどんな複製(=量産)も生まれない。
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独創性(オリジナリティ)
独創性をひたすら求める時
もっとも独創性に乏しいアイデアは
独創性を求めようとする欲望を抱くことだ。
その欲望が独創性を生み出す動機にはならないのは
真の独創性ほどその欲望を打ち消す葛藤から生まれているからだ。
続)部分と全体
全体はそれを構成する部分の総和よりも
より少ない情報から形成されている。
情報の圧縮
問題解決を考えているときに
急に眠くなる場合がある。
実際、半睡眠状態になることも多い。
そのような時には情報が圧縮され
目覚めるとだいたい問題解決のアイデアは生まれている。
この現象を脳科学では「情報の圧縮」と呼ぶらしい。
原理は情報を極限的に圧縮した場合かもしれない。
しかしそれは明らかに人間が作ったシステムではない。
あたかも情報量が圧縮され
劇的に激減した状態のように見えても
すべての局所的情報が取り除かれている原理は
情報の圧縮とは別の次元である。
続)自己のテクノロジー
孤独とは自己について他者と議論する度合い。
つまり、自己のテクノロジーのことだ。
絶縁しても電磁誘導は発生するから。
テクノロジー
テクノロジーの語源はギリシア語のtech nologiaであり、
tech=技巧とlogy=話すという動詞の派生語logos(ロゴス)
からなる合成語である。
ロゴスとは「言葉」「論理」「真理」である。
つまりテクノロジーとは
「技術について話をする」という行為を意味する。
あるいは「技術に関する真実を他者と議論する」行為である。
続3)左と右
北極と南極の地軸が反転すると
自転の向きも反転する。
しかし、観察者が地球上にいるかぎり
だれも気づかないだろう。
自転(スピン)の向きは
大気圏外からの観察を前提にする。
続2)左と右
閉じた構造の
左勝手を右勝手に
鏡像変換すると
表を裏に
あるいは
内部を外部と
同時に入れ替える物理的操作と同じになる。
このオペレーションの魅力は
シナジェティクスの目的ではないが
モデリングの過程に無数に存在する。
破壊
「部分が全体の構成要素」だとしても
「どの部分からも全体が推測できない」場合
偶然に全体を発見するしかないのは
どの部分にもどんな全体の情報も存在していないからだ。
部分が全体の構成要素だと理解できるのは
全体を破壊したときである。
経験
したいこと(=動機)は方法から生まれない。
